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赤ちゃんのミルク作りを時短|電気ケトルで温度調節も簡単に!

  • 電気ケトルでミルク作りが楽になる?
  • 電気ケトルのメリット・デメリットは?
  • 電気ポットとなにが違うの?
  • 選ぶときの注意点は?

赤ちゃんのミルク作りには、70℃以上のお湯が必要ですよね。

とくに新生児は約3時間おきに授乳するため、完ミ育児の場合は、一日8回もお湯を沸かさなければいけません

「お湯を沸かすだけなら簡単」と思うかもしれませんが、子育て中は常に睡眠不足なので、想像しているよりキツイです。

「火つけっぱなしだ!!」って深夜に飛び起きたこともある……

妻

たしかに電気ポットならお湯を大量に保温できますが、一日に何回もミルクを作っていると、うっかり水を足し忘れてしまうことも。

ヤユキ
ヤユキ

電気ポットって沸騰するまでに時間がかかるんだよね。

そんな授乳期にオススメなのが、温度調節機能付きの電気ケトル

  • 火を使わずにお湯がすぐ沸騰する
  • ミルク作りに最適な70℃をキープ
  • 小型だから置き場所に困らない

この記事では、娘のミルク作りに電気ケトルを使用していた筆者が、メリット・デメリットや、選ぶときの注意点をまとめています。

ミルク作りに『70℃以上のお湯』を使う理由

赤ちゃんのミルク作りには、70℃以上のお湯を使用することが世界保健機関・国連食糧農業機関によって推奨されています。(参考:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン

理由は、粉ミルクに『サカザキ菌』や『サルモネラ菌』などの細菌が含まれいる可能性があるからです。

赤ちゃんは免疫力が低くいので、一度感染してしまうと重篤化するリスクがあります。

70℃以上のお湯なら『サカザキ菌』や『サルモネラ菌』が死滅するため、赤ちゃんは安全なミルク摂取できます。

ただし、実際にミルクを飲ませるときは、36℃程度の人肌まで冷ましてから飲ませてあげましょう。

ヤユキ
ヤユキ

感染症のリスクがあるから、冷ますのが面倒でも、必ず70℃以上のお湯を使おう。

電気ケトルのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • ワンタッチでお湯が作れる
  • すぐに沸騰する
  • 火を使わないから安全
  • 狭いキッチンでも置き場所に困らない
  • 持ち運びが簡単
  • 容量が少ない
  • 電気代がかかる
  • コンセントが必要
  • 定期的なお手入れ

電気ケトル最大のメリットは、ボタンを押すだけですぐにお湯が沸くことです。

沸かしている間そばにいなくても安全ですし、火を消し忘れる心配もありません。

また小型・軽量なのでキッチンの置き場所に困らず、女性でも簡単に持ち運びができます。

デメリットは、容量が0.5~1.5リットル程度のため、大人数で使うのには不向きなこと。

お湯を沸かすだけとはいえ、定期的なお手入れは必要なので、なるべく掃除しやすいものを選びましょう。

電気ポットと電気ケトルの違い

電気ポットと電気ケトルは、どちらもお湯を沸かすための調理家電ですが、以下の違いがあります。



電気ポット


電気ケトル
容量約2〜4リットル約0.5〜1.5リットル
沸騰までの時間
(1リットル)
約10分約2〜5分
本体サイズ大きい小さい
重量重い軽い
使用方法置いて使用移動して使用

電気ポットは、一度に大量のお湯を沸かせますが、そのぶん沸くまでに時間がかかります

一方、電気ケトルは容量1リットル程度で、小型・軽量のため扱いやすく、電気ポットよりお湯が早く沸きます

どちらもミルクで使うなら常に衛生的にしておく必要があるので、軽量・コンパクトな電気ケトルのほうがお手入れも簡単。

「電気ケトルは保温ができない」といわれていますが、最近は『温度調節』や『保温機能』を備えた電気ケトルも珍しくありません。

沸騰・保温するお湯が少ないほど電気代も安くなるので、一度に1リットル以上使わないなら電気ケトルのほうがオススメですよ。

ミルク作りに最適な『電気ケトル』選び方

電気ケトルを赤ちゃんのミルク作りに使用するなら、選び方が重要です。

しかしメーカーによって機能面や安全性が違うので、選び方を間違えると扱いづらくて後悔することに。

沸騰まで5分以内

水を入れてから沸騰するまでの時間は、5分以内のものを選びましょう。

実際にミルクを飲ませるまでに冷ます時間もあるため、飲み足りないときでも素早く沸かせる5分以内がベスト。

一般的な電気ケトルのワット数は400~1300Wと幅広く、消費電力が大きいほど早くお湯が沸きます。

ただし、消費電力が大きい電気ケトルは、他の家電と同時に使用しているとブレーカーが落ちやすくなる可能性があるので注意しましょう。

容量は1~1.2リットル

赤ちゃんが1日に飲むミルク量に合わせて、容量が1~1.2リットルの電気ケトルを選びましょう。

生後月齢1回のミルク量1日の授乳回数
生後半月まで80ml7~8回
半月~1ヶ月120ml6~7回
1~2ヶ月160ml6回
2~3ヶ月200ml5回
3~4ヶ月200ml5回
4~5ヶ月200~220ml5回
5~6ヶ月200~220ml4+(1)
6~9ヶ月200~220ml3+(2)
9~12ヶ月200~220ml2+(3)
()内の数字は離乳食後に飲ませるミルクの量

赤ちゃんが1日で飲むミルク量は約1リットルなので、電気ケトルの容量もそれに合わせるのがオススメ。

電気ケトルの容量が少なすぎると、1日に何度もお湯を沸かさなくてはいけませんし、必要以上に大きいと持ち上げるたびに手首に負担がかかり、電気代もかさみます。

容量が1~1.2リットルなら、一度の補充で1日分のミルク量が沸かせるので、手間も時間も節約できますよ。

70℃で保温できるか

ミルク作りに使用する電気ケトルなら、『保温』『温度調節機能』は必須です。

保温・温度調節ができないと、ミルクのたびにお湯を沸かさなければいけませんし、冷ますのにも時間がかかります。

「面倒だから早めに沸かしちゃおう」なんて考えていると、お湯の温度が70℃を下回ってしまい、細菌に感染するリスクも。

お湯の温度を70℃に保温できれば、1日に何度もお湯を沸かして冷ます手間がありません

ただし、メーカーによっては保温できる時間が極端に短い製品もあるので、できれば半日~1日保温できるものを選びましょう。

プラスチック製はNG

プラスチック製の電気ケトルは軽量で、値段も手ごろなため人気がありますが、ミルク作りには不向きです。

プラスチック製品は、お湯を沸かしたときに独特のプラスチック臭が残ってしまうから。

赤ちゃんの嗅覚は大人より敏感なので、プラスチック臭のミルクを嫌がる可能性があります。

なので、電気ケトルの素材には『ステンレス製』か『ガラス製』のものを選びましょう。

『ステンレス製』『ガラス製』なら水の味や臭いを吸収しませんし、汚れが付着しにくいというメリットもあります。

ただし、ステンレス製やガラス製は加熱中に本体が熱くなってしまう場合もあるので、沸騰直後に使用する際は注意しましょう。

お手入れのしやすさ

赤ちゃんは免疫力が低いため、電気ケトルは常に衛生的にしておく必要があります。

お湯を沸かすだけでも毎日使っていると、水の中のミネラル分が残った水アカや、カルシウムなどが結晶化し容器内にこびりついてしまうからです。

とくに底部分に汚れがたまりやすいため、ケトルの口が広いタイプを選ぶとお手入れが簡単でオススメ。

揃えておきたい4つの安全機能

電気ケトルは火を使わずにお湯を沸かしますが、加熱中に本体が熱くなったり、蒸気でやけどをする危険性もあります。

とくに幼い兄妹がいる家庭なら、安全機能が充実したものを選ぶようにしましょう。

  • 空焚き防止
    →容器に水が入っていない時は加熱されない
  • 自動電源OFF
    →沸騰後に自動で電源が切れる
  • 蒸気レス
    沸騰した蒸気がでない
  • 二重構造
    本体表面が熱くならない

『空焚き防止』『自動電源OFF』があれば、うっかり電源を切り忘れても火事になることを防げます。

また『蒸気レス』『二重構造』は、やけどを防止するのに重要な機能です。

ヤユキ
ヤユキ

『二重構造』は保温効果も高いから、電気代の節約にもなるよ。

HAGOOGI(ハゴオギ) 電気ケトルのレビュー

容量1L
重量(本体)900g
素材ガラス(内側)、プラスチック(外側)、ステンレス(蓋、底)
サイズ(幅×奥行×高さ)17cm×21.5cm×22cm
コードの長さ1.2m
消費電力900W

「電気ケトルはミルク作りに便利」といわれても、なかなかイメージしにくいですよね。

そこでHAGOOGI(ハゴオギ)の電気ケトル使って、実際にお湯を沸かす様子をレビューしていきます。

機能面や安全性だけでなく、沸騰時にライトアップされるなどインテリアとしても人気なので、選ぶときの参考にしてみてくださいね。

HAGOOGI(ハゴオギ) 電気ケトルの特徴

  • ガラス製
  • 二重構造
  • 7段階の温度調節
  • 24時間自動保温
  • 自動電源OFF
  • 空焚き防止
  • 蒸気レス

HAGOOGI(ハゴオギ)の電気ケトルは、内側はガラス製、外側がプラスチック製の二重構造です。

一般的なガラス製ケトルは、水に味や匂いが移らずミルク作りに最適ですが、割れたときに破片が飛び散る危険性もあります。

しかし、二重構造なら外側はプラスチックなので耐久性が向上し、万が一割れてもガラス片が散乱しません

電源プレートは強化ガラスを使用したタッチパネルで、軽く触れるだけで反応します。

『設定温度』をタッチすれば、お湯を40℃、45℃、50℃、60℃、70℃、80℃、90℃の7段階に調節可能です。

ヤユキ
ヤユキ

ボタン式じゃないから汚れにくいし、お湯をこぼしても浸水しないよ。

コードの長さを裏面で調節できるため、見た目もスタイリッシュ。

片手でハンドル部分のボタンを押すだけで、簡単に蓋が開きます。

ヤユキ
ヤユキ

押すは奥側だから、慣れるまで何度か間違えるかも。

ケトルの口が広いので、給水とお手入れもスムーズ。

ただし、メモリがあるのは片側だけなので、ケトルを右手で持って給水します。

ケトルに水を注いだら、パネルにのせて電源をON。

『100℃』をタッチすると現在の水温が表示され、加熱がスタートします。

加熱中はブルーにライトアップされるので、ゴミが混ざっていれば一目瞭然です。

ヤユキ
ヤユキ

加熱中のライトは消せないけど、見てるとなんだか癒やされる。

加熱中でも蒸気が出ませんし、二重構造なので、うっかり本体を触っても安心

100℃になると自動的に電源がOFFになり、ライトも消えます。

ヤユキ
ヤユキ

水温にもよるけど、1リットル沸くのに約5分。

設定した温度で24時間保温してくれるので、70℃にしておけば、ミルク作りも時短できますよ。

ただし、カルキ抜き機能はないので、一度の沸騰だと不安な場合は、100℃を数回タッチして再沸騰させるか、軟水純水を使用しましょう。

注ぎ口が細くなっているため、哺乳瓶に注ぐのも楽ですし、ホコリやゴミが入ってしまってもフィルターがついているので不純物の心配もありません。

ヤユキ
ヤユキ

公式LINEに登録すると保証期間が18ヶ月になるから、授乳期間は安心して使えるよ。

ミルク作りにおすすめの電気ケトル|メーカーごとに比較

ミルク作りにおすすめの温度調節機能付き電気ケトルを、有名メーカーごとに比較してみました。

メーカー容量素材温度調節保温時間空焚き防止自動電源OFF蒸気レス転倒防止二重構造消費電力タイトル

HAGOOGI(ハゴオキ)
1Lガラス7段階24時間900W Amazon 楽天 Yahoo 公式オンラインショップ


T-fal(ティファール)
1.2Lプラスチック7段階1時間1200W Amazon 楽天 Yahoo
TIGER(タイガー)1Lステンレス6段階10分1300W Amazon 楽天 Yahoo


アイリスオーヤマ
1Lステンレス9段階1時間1200W Amazon 楽天 Yahoo

DeLonghi(デロンギ)
1Lステンレス5段階20分1200W Amazon 楽天 Yahoo

5社とも有名メーカーだけあって、どの電気ケトルにも『空焚き防止』と『自動電源OFF』がついていました。

圧倒的な人気を誇るT-fal(ティファール)の電気ケトルですが、お湯にプラスチックの匂いと味が移ってしまい、匂いに敏感な赤ちゃんが嫌がる可能性も。

TIGER(タイガー)の電気ケトルは、沸騰までの時間が早く、『転倒防止』もついていますが、保温時間が短いので、ミルク作りにはイマイチかもしれません。

一方、HAGOOGI(ハゴオキ)の電気ケトルは消費電力が小さく、1リットルのお湯を沸かすのに約5分かかりますが、24時間の保温が可能で、コスパも良いです。

ヤユキ
ヤユキ

一日中70℃で保温してくれるのは、かなり便利。

赤ちゃんのミルク作りを電気ケトルで時短|まとめ

産後は生活リズムを赤ちゃんに合わせるため、睡眠不足になり、精神的にも不安定です。

そんな状態で、慣れないミルク作りを一日に何回もするのはかなり大変な作業。

たしかに電気ケトルがなくてもミルクを作れますが、あれば時間とストレスを大幅に軽減できます。

ヤユキ
ヤユキ

赤ちゃんがミルクを卒業しても、普段の生活で使えるから、持っていても後悔しないはず。

妊娠中で「ミルク作りがちゃんとできるか不安」、今現在「ミルク作りが大変」と悩んでいる人は、温度調節機能付きの電気ケトルを検討してみてはどうでしょうか。

メーカー容量素材温度調節保温時間空焚き防止自動電源OFF蒸気レス転倒防止二重構造消費電力タイトル

HAGOOGI(ハゴオキ)
1Lガラス7段階24時間900W Amazon 楽天 Yahoo 公式オンラインショップ


T-fal(ティファール)
1.2Lプラスチック7段階1時間1200W Amazon 楽天 Yahoo
TIGER(タイガー)1Lステンレス6段階10分1300W Amazon 楽天 Yahoo


アイリスオーヤマ
1Lステンレス9段階1時間1200W Amazon 楽天 Yahoo

DeLonghi(デロンギ)
1Lステンレス5段階20分1200W Amazon 楽天 Yahoo

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