ペッパーミルってあった方がいいの?
手動のメリット、デメリットを知りたい。
ペッパーミルを使うと同じ料理でも、味も香りもワンランク上がります。
市販の粉末を使っていると、この違いを感じることはできません。
すでに挽いてある粉末のほうが手軽なのに、なぜプロの料理人は使わないのか?
それは挽きたてこそが香りと味を最大限に生かすことができるからです。
こんな方におすすめ
- ペッパーミルを買おうか迷っている
- 料理を美味しくして周りを驚かせたい
- 手動ペッパーミルのメリット、デメリットを知りたい
- おすすめの手動ペッパーミルを知りたい
もくじ
手動のペッパーミル
プロの現場で電動を使うことは絶対にありえません。
それは手動のペッパーミルしかできないことがあるからです。
デメリットも多いですが、それを上回るメリットが存在します。
手動のデメリット
- 必ず両手を使わなければいけない
- 挽いた量がわかりにくい
- 挽くときに、ある程度の力が必要
- 手入れが大変
- 残量が見えない
文字にすると面倒臭そうなイメージが沸いてきますね。
必ず両手を使わなければいけない
片手で持って、もう一方の手で回して挽かないと出てきません。
なので、一旦料理を中断し、両手でペッパーミルを使う必要があります。
炒め物など早さが大事な料理では、素早く挽かないと料理が台無しになってしまう可能性も。
逆に急いで挽いて、量を見間違えると味が悪くなってしまいます。
正確な量を素早く挽く技術が必要です。
挽いた量がわかりにくい
挽くことに集中してしまうと、つい量の確認を忘れてしまいがちです。
どのくらい回せば、どのぐらいの量が出てくるのかを感覚でつかむ必要があります。
試しに白いティッシュの上で、何度が挽いて練習してみるのもいいでしょう。
挽くときに、ある程度の力が必要
粗く挽くときにあまり力を必要としませんが、細かく挽くには力がいります。
なので、細かく設定すればするほど強い力が必要です。
一般の男性でも、最大に細かく設定すると回すのに苦労するはず。
手入れが大変
手動のペッパーミルは木製が多く、洗うことができません。
手入れはハケと乾拭きでやります。
衛生面と新鮮な香りを維持するため、定期的な手入れが必要なので手間に感じるかもしれません。
残量が見えない
木製の場合、中の残量が見えないので料理の前にチェックしましょう。
料理の途中で出なくなり補充なんてことは避けたいですね。
手動のメリット
- 量と挽く粗さを微調整できる
- 長持ちする
- インテリアとしてもオシャレ
- 挽き心地、挽いたときの音
量と挽く粗さを微調整できる
これがプロが手動のペッパーミルを使う最大の理由。
なぜなら食材、調理法、加熱時間、料理ができてから食べるまでの時間などを考えて、量と粗さを微調整しなければ本当に美味しい料理はできないからです。
「0.1グラムちょっとだけ挽きたい」っていうときは、電動ではムリなんです。
あなたが家庭料理で満足できず料理を極めるつもりなら、手動のペッパーミルを使うべきです。
長持ちする
大事に使っていれば、まず壊れません。
実際に僕も10年以上使っていますが、全く問題ないです。
長年使っていると愛着がわいてきます。
インテリアとしてもオシャレ
キッチンに置いてあるだけで料理ができる人に見えてしまいます。
白コショウ、黒コショウ、岩塩など同じメーカーで統一するのがおすすめ。
挽き心地、挽いたときの音
使ったことのある人ならわかるはず。
コショウが挽かれたときの心地の良さと、なんとも言えない音が快感になりますよ。
一度使ったら粉末には戻れません。
手動ペッパーミルのおすすめ
色違いもあります。
ペッパーミルといえば『プジョー』です。
僕はホテルでこれを使っていて、あまりの使い心地の良さに家用で買っちゃいました。
コショウの力を最大限に引き立たせるため、刃が独自の技術で仕上げられているのが魅力です。
香り、味、挽くときの軽さ、音、見た目、高級感、手になじむ感じ。
全て文句なしです。
市販のセラミックのペッパーミルで満足している人。
完全に別物だと感じるはずなので、一度試してみてはどうでしょうか。
まとめ
コショウ本来の香りと味を感じるためには、ペッパーミルは必須です。
料理をレベルアップさせて、プロの味を目指してみるのも良いと思います。
その一方で、「そこまで目指してないけどペッパーミルは欲しい」という人は【時短で美味しく!】電動ペッパーミルのメリット・デメリットは?を読んでみてください。
使用する目的に合った、最適なペッパーミルを見つけることが大切です。
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