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【プロの料理人が解説】一人暮らし向けフライパンの選び方とおすすめ5選

  • 一人暮らしのフライパン選びに迷っている
  • 料理が美味しくなるフライパンを選びたい
  • 素材ごとのメリットやデメリットが知りたい

一人暮らしをするときに、まず揃えておきたい調理器具のひとつが『フライパン』です。

フライパン1つあれば、焼く炒める煮る揚げるといった調理ができるので、自炊をするのに困りません。

しかし、フライパンはメーカーごとに大きさや重さ、素材などが違うので、自分に合ったフライパンを選ぶのは意外と難しいものです。

面倒くさいからといって下調べをせずに選んでしまうと、以下のような失敗をすることに。

  • 重くて両手じゃないと持てない
  • キッチンが狭くて収納する場所がない
  • 頑張って作った料理が美味しくない
ヤユキ

せっかくなら使いやすくて、美味しい料理が作れるフライパンを選びたいですよね。

この記事では調理師歴16年の筆者が、一人暮らしに最適なフライパンの選び方を解説していきます。

一人暮らし向けフライパンの選び方

フライパンを選ぶときに抑えておきたいポイントは以下の8つです。

大きさは20〜25cmが最適

一人暮らしのフライパンには20~25cmが最適です。

一人暮らしの場合は1~2人分の料理を作る機会が多いので、20〜25cm程度のフライパンなら炒め物や少量の揚げ物、パスタなども対応できます。

また小回りが利くので、狭いキッチンでも扱いやすく収納にも困りません。

一方で26cm以上のフライパンは大量に調理できますが、温まるのに時間がかかったり、温度が上がりすぎて食材が焦げてしまうことも。

ヤユキ

26cm以上だと狭いシンクで洗いにくくて、水道代もかかる……

フライパンの大きさに迷っているなら、24cmがおすすめ

大きさが24cmあれば、料理を多めに作ってストックしておいたり、友達が来たときでも対応できますよ。

深さが4~5cmあると色々な料理が作れる

「炒める」以外にも「煮る」「揚げる」といった調理をしたいなら、深さ4~5cm程度のフライパンがおすすめ。

底の浅いフライパンで煮物や揚げ物をすると、食材がこぼれてしまったり、油がはねたりしてキッチンを汚してしまいます。

また自炊に慣れてきて「料理のレパートリーを増やしたい!」というときでも、鍋を買い足す必要ありません

ヤユキ

底が深すぎると、盛り付けるときこぼれやすいから注意!

重さが1㎏以下なら片手でも持てる

フライパンは毎日使うものなので、長時間もっていても疲れない1㎏以下のものを選びましょう。

自分の腕力に合っていないものを選んでしまうと、料理中に手が疲れてしまったり、洗うのが面倒になってしまいます。

ヤユキ

女性なら800グラム以下がおすすめ。

フライパンの素材によって重さが違うので、選ぶときは1㎏以下かどうか確認してみましょう。

素材によって料理の仕上がりが違う

フライパンの素材によって「熱伝導率」や「耐久性」、「料理の仕上がり」などに違いがあります。

素材ごとにメリット・デメリットがあるので、事前に把握しておきましょう。

ヤユキ

最近はそれぞれの特徴を活かすために、素材同士を組み合わせたフライパンも多いよ。

テフロン(フッ素加工)

メリット
デメリット
  • 食材が焦げにくい
  • サビない
  • 汚れが落ちやすい
  • 高温、強火での調理には不向き
  • キズがつきやすい
  • 寿命が1~3年

家庭用フライパンといえばテフロン(フッ素加工)が定番ですよね。

フッ素樹脂がコーティングしてあるので、食材が焦げにく扱いやすいフライパンです。

その一方で、キズがつきやすく、少しでもフッ素加工が剥がれると使えないというデメリットもあります。

ヤユキ

テフロンの寿命は1〜3年ぐらい。

キズがつきやすいテフロンのフライパンには、やわらかいシリコン素材の調理器具がおすすめです。

またテフロンのフライパンは、260℃以上で使用すると劣化をし350℃以上で有害なガスが発生します。

普段の料理でフライパンの温度が260℃以上になることはほとんどありませんが、空焚きにはくれぐれも注意して使用しましょう。

セラミック

メリット
デメリット
  • 熱が食材に伝わりやすい
  • 摩擦に強くキズがつきにくい
  • デザインがおしゃれ
  • 高温だと食材が焦げやすい
  • 油を敷かないと食材がくっつく
  • 弱火~中火でしか使えない

セラミックのフライパンは熱伝導率に優れているので、加熱後すぐに温まるのが特徴。

温まるのが早いと食材に熱がとおりやすく、仕上がるのも早いです。

また、カラフルなデザインが多いので、キッチンインテリアにこだわる方にも人気です。

ヤユキ

そのまま食卓に出せるのが魅力だね。

しかし、セラミックのフライパンは高温になりやすく、強火だと食材が焦げやすいのがデメリット。

使うときは、必ず油を薄く敷いて弱火~中火で調理するようにしましょう。

メリット
デメリット
  • 一生使えて経済的
  • 高温調理で食材のうま味を逃がさない
  • 頑丈でキズがつきにくい
  • 使う前にシーズニングが必要
  • 他の素材より重い
  • しっかり乾燥させないとサビる

鉄フライパンの特徴は、最大火力で一気に加熱できること。

お肉を美味しく仕上げるなら、鉄フライパンが最適です。

ヤユキ

ステーキやハンバーグは肉汁たっぷり、鶏肉はパリッと焼けます。

また他のフライパンより頑丈キズがつきにくく、しっかりとお手入れをすれば一生使えるのも魅力。

使えば使うほどに油が馴染んで使いやすくなるから、愛用しながら育っていくフライパンです。

鉄フライパンのデメリットはお手入れが面倒なこと。

初めて使うときには「シーズニング」と呼ばれる加工をしたり、使い終わりに乾燥させたりと手間がかかります。

ヤユキ

金属アレルギーの人には不向き。

>>鉄フライパンは食材がくっつく?シーズニングの方法を解説!

チタン

メリット
デメリット
  • 鉄やセラミックと比べて重さが半分程度
  • キズや衝撃に強い
  • 硬く変形しにくい
  • 熱伝導率が低い
  • 値段が高い

チタンはとても軽い素材なので、長時間使っても手が疲れにくく、女性にも扱いやすいフライパンです。

キズや衝撃に強いのが特徴で、万が一ぶつけたり落としたりしてもほぼ変形しません。

しかし熱伝導率が低く、なかなかフライパンが温まらないので、食材に火が通るのに時間がかかります

またチタンは硬い金属なので、加工に手間がかかり値段が高いのもデメリット。

最近はデメリットを補うために、底面の一部を熱伝導率の高いアルミやステンレスなどでコーティングされているチタンフライパンも多いです。

ステンレス

メリット
デメリット
  • 一度温まると冷めにくい
  • サビにくい
  • スタイリッシュな見た目
  • 温まるのに時間がかかる
  • 重い
  • 温まる前に食材を入れるとくっつく

ステンレスフライパンは、頑丈でサビにくく、長く愛用していけるフライパンです。

保温性にも優れており、一度加熱すれば冷めにくいので、余熱での調理も可能です。

ヤユキ

ガス代を節約できるから、家計にも優しい。

また汚れが落ちやすく、スタイリッシュなデザインがおしゃれなのも魅力。

しかし純粋なステンレスフライパンだと、熱伝導率が低く、焼きムラや焦げが発生がちです。

ステンレスフライパンを使うときは十分に加熱し、油をなじませてから食材を入れるのがポイント。

ヤユキ

家庭で使うなら、ステンレスの欠点を補う多層構造タイプが人気だよ。

アルミ

メリット
デメリット
  • 熱伝導率が良い
  • 軽い
  • 保温性が高い
  • 値段が安い
  • 高温、強い酸やアルカリに弱い
  • 食材がくっつきやすい

アルミは熱伝導率が良く、とても軽い素材です。

保温性に優れているので、火加減を調整しやすく、他の素材と比べて低価格なのも特徴。

ヤユキ

イタリアンでパスタ作るときに使うフライパンだね。

デメリットは、高温調理に向かないことと、低温で食材がくっつきやすいこと。

アルミフライパンを使うときは、油をしっかりと馴染ませてから食材をいれるのがポイントです。

ヤユキ

料理初心者なら、表面に「フッ素加工」や「セラミック加工」がされていると使いやすいよ。

お手入れ方法は『鉄フライパン』だけ違う

鉄以外のフライパンは、スポンジと中性洗剤で洗い、ふきんで水分をふき取って収納するだけなので、お手入れが簡単です。

しかし、鉄フライパンだけは使用後のお手入れ方法が違います

鉄フライパンのお手入れ方法

  1. お湯とたわしで汚れを落とす
  2. 火にかけ水分を蒸発させる
  3. 完全に乾燥してから収納する

鉄フライパンに洗剤を使うと、汚れと一緒に馴染ませた油も落ちてしまいます。

ヤユキ

鉄フライパンに洗剤はダメ!!

また、しっかりと水分を蒸発させ、完全に乾いてから収納しないと、すぐにサビてしまうので注意しましょう。

「鉄フライパンって面倒臭そう」と思うかもしれませんが、食材が焦げても炭になるまで加熱できますし、たわしでガシガシ洗っても加工が剥がれる心配もありません。

ヤユキ

慣れれば30秒くらいで終わるし、長く使うなら鉄フライパンがおすすめだよ。

どの熱源に対応しているか

フライパンを選ぶときに見落としがちなのが、熱源の種類です。

コンロには「ガス火」と「IH」の2種類があるので、購入したいフライパンがどちらに対応しているか必ず確認しましょう。

「IH専用」「ガス専用」の表記があるものは、それぞれの熱源でしか使用できないので注意しましょう。

最近はどちらにも対応できる「ガス・IH兼用」「IH対応」と表記されているフライパンも多いので、引っ越したあとも使いたい人は両方の熱源に対応しているフライパンがおすすめです。

値段の安すぎるフライパンはコスパが悪い

フライパンは値段の安いものだと1,000円~2,000円ほどで揃えることができます。

引っ越した直後だと、なにかとお金がかかるので、どうしても値段の安いフライパンを選びがち。

しかし値段の安いフライパンはコーティングが薄く、すぐ剥がれてしまうことがあります。

ヤユキ

頻繁に買い換えたら逆にコスパが悪い!

一方でチタンなどは値段が高いですが、その分耐久性に優れているので長く使えます。

自炊をする頻度にもよりますが、「使い慣れたフライパンを長く使いたい」という人は、しっかりとコーティングがされているものを選びましょう。

じっくり加熱するなら蓋が必要

フライパンで煮たり蒸したりするなら蓋は必須です。

蓋が無いと水分が蒸発してしまい、煮詰めすぎたり焦げたりしてしまいます。

蓋があれば厚みのある野菜やお肉を焼くときにでも、中までじっくり火を通すことができるので、ふっくらとして美味しく仕上がります。

しかし、フライパンによっては蓋が付属していない場合もあるので、一緒に揃えておくのがおすすめです。

ヤユキ

24~28cmまで対応しているし、自立するから便利だよ。

基本的にはフライパンがひとつあれば十分

結論からいえば、一人暮らしにはフライパンがひとつあれば十分です。

1〜2人分の料理を作るなら20~24cmのフライパンで十分ですし、深さが4~5cmあれば煮たり揚げたりすることもできます。

もちろん「いろいろな料理に挑戦したい!」「友達を呼んで手料理を振舞いたい!」という人は、25cm以上の大きめのフライパンやサブとして使える小さいフライパンを揃えると、料理の幅が広がります。

大きさの違うフライパンを購入する場合は、取っ手の取り外しができるタイプや同じメーカーで揃えると、コンパクトに収納できるのでおすすめです。

一人暮らしにおすすめのフライパン5選

ここまで解説した選び方をもとに、一人暮らしにおすすめのフライパンを5つ紹介します。

実際に家庭や仕事場で使用して、扱いやすかったフライパンを厳選したので参考にしてみてくださいね。

Ballarini バッラリーニ 「フェラーラ フライパン」 24cm

グラニチウムコーティングと呼ばれる5層の加工が施されたフライパン。

耐久性を極限まで高めているので石のように硬く、金属ヘラを使っても一切キズがつきません

また底が厚く熱伝導率が良いので、食材をすばやく加熱することや予熱での調理にも最適です。

ヤユキ

熱が逃げにくいからガス代の節約にもなるよ。

大きさ24cm
深さ4cm
どの熱源に対応しているかガス・IH
素材アルミ
重さ750グラム

リバーライト 鉄フライパン極 24㎝

窒素コーティングによって、サビにくいのが特徴の鉄フライパン。

使えば使うほどフライパンに油がなじむので食材がくっつきにくく、もし焦げてしまっても少し焼いてあげれば簡単に剥がれます。

またサビ止めの塗装がされていないから、使い初めに面倒なシーズニングが必要ないのも料理初心者には嬉しいポイント。

取っ手がの取り外しが可能で、狭いキッチンでも収納に困りません。

ヤユキ

美味しいお肉を焼くなら鉄フライパンがNo.1

大きさ24cm
深さ4.5cm
どの熱源に対応しているかガス・IH
素材
重さ830グラム
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ティファール ハードチタニウム・インテンス フライパン 24cm

キッチン用品の大手メーカーT-fal(ティファール)のフライパン。

アルミ素材にチタンコーティングがされているので、軽くてキズに強いのが特徴です。

ヤユキ

時間が経っても汚れがすぐに落ちるから、お手入れも簡単。

また中央のマーク模様適温を知らせてくれるので、食材を入れるベストなタイミングを逃さず、料理が美味しく仕上がります。

低価格が魅力ですが、時間が経つとコーティングが剥がれ焦げ付くこともあるので寿命は2〜3年ほど。

ヤユキ

油を敷かなくても目玉焼きが焼けちゃう。

大きさ24cm
深さ4.6cm
どの熱源に対応しているかガス
素材アルミ
重さ621g

KIPROSTAR 業務用アルミフライパン 25cm

プロの料理人も使っているアルミ製のフライパン。

アルミの熱伝導率の良さで食材に火が通りやすく、しかもフッ素加工なので食材が焦げにくいです。

ヤユキ

アルミとフッ素加工の良いとこ取り。

ただし、加熱すると持ち手部分が熱くなるので、専用カバーをつけるのがおすすめです。

大きさ25cm
深さ4.8cm
どの熱源に対応しているかガス
素材アルミ
重さ850グラム
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グリーンパン セラミック加工 ウッドビー 24cm

おしゃれなデザインが魅力的なセラミックのフライパン。

クリーム色の本体とウッド柄の持ち手は、どんなキッチンとも相性が良く、インテリアにこだわりたい人にもおすすめです。

ヤユキ

見える場所に収納しておけば、キッチン全体が明るくなる。

このフライパン最大の特徴は、有害物質を一切使用していないこと。

万が一加熱しすぎても有害物質が発生しないので、火加減がわからない料理初心者でも安心。

また焦げ付き防止の加工がしてあるから、食材がスルッと剥がれお手入れも簡単です。

大きさ24cm
深さ4.7cm
どの熱源に対応しているかガス・IH
素材セラミック
重さ790グラム

一人暮らし向けフライパンの選び方|まとめ

あらためて一人暮らし向けフライパンの選び方は以下のとおりです。

選んだフライパンの大きさや素材によって、料理の味や仕上がりが変わります。

しかし、「見た目がおしゃれなフライパンが欲しい」「長く使えるフライパンをさがしている」など、なにが重要かは人それぞれ違いますよね。

一人暮らしのフライパン選びに迷ったときは、「今の自分にぴったり合ったもの」を選べるように、この記事を参考にしてみてくださいね。

商品画像大きさ深さ熱源素材重さタイトル
24cm4cmガス・IHアルミ750グラム詳細を見る
24cm4.5cmガス・IH830グラム詳細を見る
24cm4.6cmガスアルミ621グラム詳細を見る

25cm4.8cmガスアルミ850グラム詳細を見る
24cm4.7cmガス・IHセラミック790グラム詳細を見る
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