- 一度だけブルーチーズを食べて、独特な匂いが苦手でそれから食べていない。でも美味しいものがあるなら食べてみたい
- ブルーチーズが大好きで特に美味しいブルーチーズを探している
- ブルーチーズは大好きだけど、いつも同じ食べ方でちょっと飽きてきたからおすすめの食べ方を知りたい
こんな悩みを解決していきます。
ブルーチーズは独特な匂いと味なので好き嫌いがハッキリ分かれます。
一度食べて美味しいと思えば、クセになり何度も食べたくるものです。
反対に苦手だと感じた人は「こんな臭いもののどこが美味しいの?」って疑問ですよね。
でも、一度食べただけで嫌いになるのはちょっと待ってください。
なぜなら良質なブルーチーズはとても食べやすく美味しいんです。
ここでは美味しいブルーチーズの食べ方、選び方を紹介していきます。
- 苦手な人には「美味しくない」と感じてしまった原因がわかるはずです。
- 最初から好きな人は「新しい食べ方と美味しいブルーチーズの選び方」を紹介します。
この記事の内容
- ブルーチーズの種類と特徴
- 意外と知らないブルーチーズの美味しい食べ方を紹介
- 美味しいブルーチーズを選ぶときのコツ
ブルーチーズが苦手な人、好きな人の両方が新しい発見ができるはずですよ。
もくじ
ブルーチーズとは
ブルーチーズとは青カビを使って発酵させたチーズの総称です。
なので「ブルーチーズ」という名前のチーズはありません。
独特の風味と塩味があり、ピリッとした味わいが特徴です。
世界三大ブルーチーズ
世界中には数えきれないほど多くの種類のブルーチーズがあります。
なので、ここで全てを紹介することは残念ながらできません。
しかし、その中でも特に美味しいと言われるのが世界三大ブルーチーズです。
世界三大ブルーチーズは
- ロックフォール
- ゴルゴンゾーラ
- スティルトン
ゴルゴンゾーラは有名なので聞いたことはあるのではないでしょうか。
それぞれの特徴を解説していきます。
ロックフォール
ルエルグ地方ロックフォール村で生まれ、フランスで最も古いブルーチーズの一つです。
「ブルーチーズの王様」と呼ばれています。
原産国 | フランス |
原料乳 | 羊乳 |
味 | 塩味が強く、濃厚な味わい 羊乳なので少しクセがあるが、後味は甘くマイルド |
ゴルゴンゾーラ
ゴルゴンゾーラの歴史も古く1000年以上も前からあったと言われています。
イタリアのミラノに近いゴルゴンゾーラ村で生まれたことが名前の由来です。
またゴルゴンゾーラには
- ドルチェ
- ピカンテ
の2種類があります。
簡単に説明すると
- 「ドルチェ」はイタリア語で
「甘口」の意味で、熟成期間が短い柔らかなチーズ。 - 「ピカンテ」はイタリア語で
「辛口」を意味で、熟成期間はドルチェより長く硬さがあります。
原産国 | イタリア |
原料乳 | 牛乳 |
味 | 「ドルチェ」塩味が控えめで牛乳の風味を感じる。クリーミー。 「ピカンテ」ドルチェと比べて塩味が強く、口に入れた瞬間にピリッとした辛味がある |
スティルトン
イギリスのスティルトンの町でこのチーズを食べた男性が、あまりの美味しさに感動し、本で紹介したことで有名になったと言われています。
エリザベス女王の愛したチーズとしても有名です。
原産国 | イギリス |
原料乳 | 牛乳 |
味 | ブルーチーズ特有の風味を感じられ、塩気は控えめ。 コクがあり、上品な味わい |
意外と知らないブルーチーズの美味しい食べ方
ブルーチーズは本来そのまま食べるために製造されています。
しかし、更に美味しくできる意外な組み合わせがあるんです。
ロックフォールチーズの場合
羊乳で作られたロックフォールは特有のクセがあります。なので、それを活かした組み合わせが良いです。
カルボナーラ
- フライパンでニンニク、パンチェッタ(無ければベーコン)を炒める
- ボールでロックフォールチーズ、生クリーム、卵、粉チーズを合わせ加える
- 茹でたパスタを入れてトロミが出てきたら火を止め塩、黒コショウをする(ロックフォールの塩分があるので味を見ながら)
ロックフォールチーズの風味がカルボナーラの卵と相性抜群。
アイス
- バニラアイスを室温で少し柔らかくする
- ロックフォールチーズ、レーズン、クルミ、ラム酒を加えサクッと混ぜる
- クラッカーにのせて食べる
高級レストランのデザートみたいに上品な味です。
すっきりした味の赤ワインがあれば最高ですね。
ゴルゴンゾーラの場合
ここではドルチェに合うものを紹介します。
フレンチトースト
- 鍋にブルーチーズと牛乳を加え温める
- ボールに移し粗熱を取り、卵と砂糖を加える
- バケットや食パンを浸す(中まで液が染み込むまで待つ)
- フライパンにバターを入れ、両面が色づくまで焼く
甘いドルチェだからこそフレンチトーストと相性が良いんです。
甘さとしょっぱさのバランスがとれた一品です。
ニョッキのクリームチーズソース
- ニョッキを湯でる
- 鍋でニンニクを炒め、生クリームとゴルゴンゾーラを入れる
- ニョッキを入れてトロミが出るまで煮込む
もちもちとしたニョッキにブルーチーズが絡まってクリーミーで美味しいですよ。
はちみつを少し加えてると更に食べやすいくなります。
スティルトンの場合
スティルトンは塩分が控えめで、コクがあるのが特徴です。
グラタン
ミックスチーズと小さく切ったスティルトンを混ぜ、上からかけて焼くだけ。
スティルトンの上品なコクが焼くことで、より増し濃厚な風味と味を強く感じられます。
選ぶときのコツ
ブルーチーズを選ぶときに注目してほしいポイントは3つあります。
- 自分の嗜好を知る
- 下調べをしてから検討する
- 「AOC」や「DOP」のものを選ぶ
その理由を順番に説明していきますね。
自分の嗜好を知る
よっぽどブルーチーズが好きでもない限り、羊乳から作られたものや辛味の強いものは「美味しくない」と感じてしまいます。
それが普通の感覚です。
だから自分の好きな味を知ることで、自分に合ったブルーチーズを見つけられるのです。
初心者にはゴルゴンゾーラドルチェが食べやすいと思うので、そこから食べてみると良いかもしれませんね。
味に慣れてくると、他のクセの強いものも絶対に食べてみたくなってくるので。
どうしても口に合わないときは、国内産のブルーチーズなら日本人に食べやすく作られているので良いかもしれませんね。
下調べをしてから検討する
ブルーチーズは種類によって塩味や匂いも全く違います。
しっかりと下調べをして、どんな特徴なのか理解してから購入を検討しましょう。
「AOC」や「DOP」のものを選ぶ
ブルーチーズには「AOC」や「DOP」という表示があります。
これは品質を保証する制度で、国ごとの厳しい審査をクリアした証なんです。
- 「AOC」はフランス
- 「DOP」はイタリア
それぞれの産地の品質を保証するもの。
厳しい審査を通過しているので値段は高くなりますが、高品質なブルーチーズを食べたいなら必ずチェックしておくべきポイントです。
まとめ ブルーチーズを美味しく食べるには
- 種類は?
- 何乳なのか?
- 「AOC」や「DOP」の表示はあるか?
この3つを意識するだけでも、かなり美味しいブルーチーズが食べられます。
そして食べ方のポイントは卵類や乳製品を使ったものでアレンジすることです。
ブルーチーズが乳製品なので、このアレンジなら相性抜群です。
ブルーチーズが苦手な人は
- ゴルゴンゾーラドルチェ
- 国内産のブルーチーズ
この2つならクセが少なく初心者にも食べやすいのでおすすめです。
多くの種類があるので適当に決めてしまいがちですが、正しい知識をもって選べば
絶対に美味しいブルーチーズに出会えます。
ぜひ試してみてください。