みなさんはトーストに何を塗って食べますか?
マーガリン、バター、ジャム、マヨネーズ、ケチャップなど色々ありますが、どれもいつもと代わり映えしない味で飽きませんか?
そんなときにおすすめなのがトリュフバターです。
口に入れた瞬間にバターの風味と一緒に、トリュフの香りが鼻から抜ける感覚がたまりません。
安い食パンのトーストも塗るだけで高級レストランで出てくるような贅沢なパンになります。
こんな方におすすめの記事
- トリュフバターを買ってみようか迷っている
- トリュフバターの味や匂いを知りたい
- トリュフバターの使い心地と使い方を知りたい
- おすすめのトリュフバターが知りたい
もちろんトリュフバターの使い道はトーストに塗るだけではありません。
パスタや肉料理、卵料理などに少し加えるだけで贅沢なトリュフの香りを堪能できます。
「手軽にトリュフが味わえる」そんなトリュフバターの魅力を解説していきます。

Contents
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トリュフバターとは

世界三大珍味の1つとして数えられ、その芳醇な香りで世界の美食家たちを虜にしてきたトリュフ。
そんな香り高いトリュフとバターが合わさったのがトリュフバターです。
種類は白トリュフバターと黒トリュフバターの2つがあります。
匂い
黒トリュフは森林や土の匂い、白トリュフはアーモンドの匂いなんて例えられたりします。
詳しくは高級食材の【トリュフ】ってどんな味?100回以上食べたプロが解説を参考にしてみてください。
生のトリュフの場合、白トリュフの方が香りが強く値段も倍ぐらいします。ですが、トリュフバターになれば黒でも白でも値段はそこまで変わりません。
どっちを使おうか迷っているなら、一層トリュフの香りが強くを感じられる白トリュフバターにしてみましょう。
ちなみにトリュフを使った調味料にはトリュフ塩やトリュフオイルなどもあります。
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トリュフバターの使い方

普通のバターと同じように、トーストに塗ったりお肉にのせたり、パスタに混ぜたりして使います。
たったそれだけでトリュフの香りを存分に感じることができるんです。
ただ一つだけ違う点は加熱する調理に適さないこと。
炒め物や焦がしバターなどで使い、加熱し過ぎてしまうとせっかくのトリュフの風味が薄れてしまいます。
なので、使うときは仕上がる直前に加えたり、出来上がった温かい料理にのせて溶かすようにしましょう。
保管方法
- 密閉できる容器で保管
- 使う分だけ素早くカット
- 冷凍しない
- なるべく早く使い切る
密閉できる容器で保管
トリュフの香りが逃げてしまうので、必ず密閉できる容器で保存してください。
タッパやジップロックで大丈夫です。
使う分だけ素早くカット
一度溶けてしまったバターは組織が壊れてしまい、同じ形には戻りません。
使う分だけ素早くカットし、溶けないようにしましょう。
冷凍しない
普通のバターなら冷凍しても全く問題ないのですが、トリュフバターではやってはいけません。
解凍した時にトリュフから水分が出てしまい、風味が薄れてしまいます。
長期保存するために冷凍したいところですが、美味しいトリュフバターを食べるなら冷蔵保存がおすすめです。
なるべく早く使い切る
トリュフは時間が経つほど香りが薄れていく特徴があります。
出し惜しみしないで、どんどん料理で使っていきましょう。
どこで売ってる?

海外では人気があるトリュフバターですが、残念なことに日本ではまだまだマイナーな調味料です。
なので、スーパーなどではまず売っていません。

こんなに美味しいのになんででしょうね?
使うのであればネットで探すか、自分で作るしかないですね。
自分でトリュフバターは作れる?

もちろんトリュフとバターがあれば自分だけのトリュフバターが作れます。
ただ、生のトリュフは値段が高いので、コスパを考えたら商品になっているものの方が使いやすいです。
他にもトリュフ塩と無塩バターを合わせてもできますが、トリュフ塩の加減を間違えると塩辛くなってしまうので注意してください。
またバターは一度溶けると分離してしまうので、フードプロセッサーを使って素早く混ぜることも必要です。
わざわざこんな大変な思いをして自分で作るより、メーカーが美味しく作ったトリュフバターの方がおすすめです。
トーストに合うおすすめトリュフバター
レストランの厨房で使ったのも合わせると5種類ほど使いました。
その中で一番トーストと相性が良かったトリュフバターを紹介します。
メーカー | サバティーノ |
内容量 | 80g |
原産国 | イタリア |
原材料 | バター、ビアンケット・トリュフ |
このトリュフバターを販売しているサバティーノは、100年以上も世界中にトリュフを輸出しているトリュフのスペシャリストメーカです。
バターを分離させキメの細かい部分だけを集めた「澄ましバター」のみ使うというこだわりっぷり。
白トリュフと記載されていますが実際に使用されているのはビアンケット・トリュフ(春トリュフ)です。
ビアンケットトリュフの特徴は白トリュフに近い香り+ニンニクのような匂いがするところです。なので、トーストに抜群に合います。

パンケーキにのせても美味しいですよ
トリュフバターのまとめ
トリュフバターとは世界三大珍味のトリュフとバターが絶妙なバランスで混ざった調味料のこと。
使い方
- 風味が飛ぶから加熱しない
- 仕上げや温かい料理に合わせるだけ
- トリュフバターは自分で作ることもできるが、難しいのでおすすめしない
- 塗るだけで普段のトーストが、トリュフ風味の高級パンに早変わり。
こんな感じです。
手軽に使えるので、料理のアレンジに使ってみるのもいいかもしれませんね。
いつもの料理でトリュフの香りを堪能できるトリュフバターのお話でした。