トリュフポテトチップスは、トリュフの高級感ある香りが特徴な「大人向けポテトチップス」です。
少し前までほとんど知られていませんでしたが、テレビ番組で取り上げられたことで一気に知名度が上がりました。
「トリュフを手軽に味わえる」と話題になり、現在ではたびたび品切れになることも。
しかし一口にトリュフポテトチップスといっても、種類も多いしメーカーによって味や香りもバラバラです。
テキトーに選んでしまうと「楽しみにしていたのに、なんか微妙な味だった」なんてことも。
「トリュフの香りが全然しない」のもありました。
この記事では、仕事で毎日トリュフを食べている筆者が、10種類以上のトリュフポテトチップスを食べ比べて、おすすめ3選を紹介しています。
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もくじ
そもそもトリュフってなに?
トリュフはフォアグラ、キャビアに並ぶ世界三大珍味のひとつです。
人工栽培が難しく、フランスやイタリアなどの限られた地域でしか収穫できないので、とても高価。
別名『黒いダイヤ』と呼ばれるほど希少な食材です。
そしてトリュフ自体に味はほとんどなく、香りを楽しむのが本来の食べ方です。
トリュフの香り
- 土のような匂い
- 森林の中にいるような香り
- 切った瞬間の木の匂い
- 湧き水のような香り
と表現されるのが一般的です。
またトリュフは単体で食べるのではなく、他の食材と一緒になることで香りが引き立ちます。
なので、ポテトチップスと組み合わせて美味しくなるのも納得ですね。
関連トリュフってどんな味?香りや食感をフレンチシェフが徹底解説!
ポテトチップスの中では値段が高め
トリュフポテトチップスは、世界三大珍味のトリュフが入っているので、一般的なポテトチップスより値段が高めです。
一袋で500円ぐらいが相場。
とくに海外メーカーのものは輸入費用もあるので、少し割高になる傾向があります。
とはいえ、海外でも人気のトリュフポテトチップスを日本で食べられるなら、プチ贅沢としては最高ですよね。
また、国内産でもネット注文のときは送料がかかることもあるので、事前にチェックしておきましょう。
お酒のおつまみにもピッタリ
トリュフポテトチップスは普段のおやつはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。
「ポテトチップスをつまみにビールを飲む」という人も意外と多いのではないでしょうか。
濃い味だとビールがすすむんだよね。
ポテトチップスの塩気とトリュフの香りがお酒と相性抜群です。
もちろんビール以外にも、白ワインやスパークリングワインと一緒に食べれば、まさに大人の贅沢。
飲むお酒に合わせて、トリュフの香りが強いものや、塩気の控えめなものな種類を変えてみるのもアリですよ。
また「ポテトチップだけでは飽きちゃう」という人は、他の食材を合わせて食べるのもおすすめ。
- チーズをかけてグラタン風に
- 砕いてサラダのトッピングに
- バニラアイスと食べれば甘じょっぱい大人のデザートに
ただし、合わせる食材の味が強すぎると、トリュフの香りが感じられなくなってしまうので注意しましょう。
トリュフポテトチップスはネットでお取り寄せするのがベター
トリュフポテトチップスは海外メーカーのものが多いで、お取り寄せするのが無難です。
成城石井や輸入食材店でも売っていることもありますが、地域や店舗にもよりますし、必ず売っているわけではありません。
国産メーカーの商品はスーパーやコンビニで売っていることもあります。
実際に筆者が近くの輸入食材店とコンビニ5軒を回ってみたところ、見つけられたのはたったの2種類でした。
そもそも、ポテトチップスは「手軽に食べられる」というのが魅力のひとつなので、「せっかく買いに行ったのに見つからなかった」なんてことは避けたいですよね。
Amazonや楽天、成城石井のオンラインショップなら必ず見つかるので、注文する際はネットからにしましょう。
トリュフポテトチップスのおすすめ3選
とくにトリュフの香りが良いものの中から、歯ごたえのある厚切りポテトや食感の軽いものまで、おすすめ3選を紹介していきます。
自分の好みに合わせて、選ぶときの参考にしてみてくださいね。
【ハンターズ】黒トリュフフレーバーポテトチップス
ハンターズのトリュフポテトチップスは、厚切りにカットしたポテトと、袋を開けた瞬間に濃厚な黒トリュフの香りが広がるのが特徴です。
テレビ番組「今夜くらべてみました」で紹介されたこともあり、一気に認知度が高まりました。
堅あげポテトによく似た食感なので、かなり食べごたえがあります。
また海外産ですが、保存料・着色料を使用していないので、小さな子どもが食べても安心です。
【トレース】黒トリュフポテトチップス
トレースは、サクッと軽い食感で、袋を開けると爽やかな黒トリュフの香りが特徴です。
ハンターズ同様にテレビ番組で紹介され「食べたあと指紋認証ができなくなるくらい指を舐める」と絶賛されたほどの美味しさ。
ただし40グラムで300円以上するので、他のトリュフポテトチップスと比べると値段は高め。
そのかわり、スペイン産の乾燥黒トリュフとカタルーニャの海塩など、素材を厳選しています。
有名ホテルで売り切れになるほどのクオリティ。
塩が大粒なので味は濃いめですが、ビールやワイン、日本酒との相性も良いトリュフポテトチップスです。
【湖池屋】じゃがいも心地 トリュフと岩塩
紹介する中では唯一の国内産、湖池屋のトリュフポテトチップス。
厚切りタイプですが、柔らかすぎず、硬すぎずという、なんとも不思議な食感がクセになります。
隠し味のチーズは、口に入れた瞬間に鼻から抜けるトリュフの香りと相性抜群。
海外メーカーのものと比べると塩気が控えめなので、「しょっぱいのが苦手」という人にもおすすめです。
また国内産なので、輸入費がかからず圧倒的なコスパも魅力ですね。
トリュフポテトチップスのおすすめ3選|まとめ
今回はトリュフポテトチップスの味と香りが良いものの中から、とくに美味しかったものを3つを紹介しました。
トリュフポテトチップスはハッキリ言って、本物のトリュフと比べると香りが少ないです。
それでも、「トリュフの味を知りたい、一度は食べてみたい」という人には、コスパも良いのでかなりおすすめ。
一度食べたら、『世界三大珍味』と呼ばれる理由がわかるはず。
一般的なポテトチップスと比べると値段は高めですが、手が届く贅沢として一度食べてみてはどうでしょうか。